iOSDC Japan 2023 Report Day 2

iOSDC Japan 2023 Day 2のレポート記事です。

iOSDC Japan 2023 Report Day 2

iOSDC Japan 2023 Day 2のレポート記事です。

今回のiOSDC Japan 2023への参加は、iOSDC Japan 2023のプラチナスポンサーを務める、株式会社CyberAgentスカラシップ制度によって実現することができました。

ご支援をいただき、誠にありがとうございました。

参加したセッション

watchOSとMapKitを駆使した位置情報収集:バッテリー消費最小化と取得精度向上テクニック

watchOSとMapKitを駆使した位置情報収集:バッテリー消費最小化と取得精度向上テクニック
位置情報は現代のアプリケーションで不可欠な要素の一つであり、Apple Watchにおいても例外ではありません。しかし、watchOSにおける位置情報の取得はバッテリーの消費という課題に直面します。そのため、watchOSとMapKitを連携させ、適切な頻度で精度良く位置情報を取得する一方で、バッテリーを極力消費させない方法が求められます。 本トークでは、位置情報収集の基本、MapKitの詳細な機能、watchOSの消費電力管理の仕組み、そしてこれらが相互にどのように影響を及ぼすか、バッテリー消費最小化と取得精度向上のテクニックについて解説します。位置情報の取得精度とバッテリー消費は一見トレー…

Shoko Satoさんは、LINEのDevRelで、iOSDC 2023 にプロポーザルを出すために、2022年12月からiOSの学習を始めたそう。すごい...

個人開発しているアプリを題材に、位置情報、消費電力、MapKitについての説明と、実証実験についてお話ししていました。

僕自身、個人開発しているアプリで、MapKitを使っていることもあり、今回のiOSDCのセッション中でもっともついていくことができました。

それでも、体系的に説明されていたこともあり、新たな発見があり、面白かったです。

このセッションで、最もボリュームがあったのが、実証実験。

位置情報を取得するにあたり、いくつかのプロパティがあります。

それらを変えながら、精度とバッテリ消費を記録するという実験でした。

プロパティの1つに取得精度があり、6段階に分かれています。

  1. kCLLocationAccuracyBestForNavigation
  2. kCLLocationAccuracyBest
  3. kCLLocationAccuracyNearestTenMeters
  4. kCLLocationAccuracyHandredMeters
  5. kCLLocationAccuracyKilometer
  6. kCLLocationAccuracyThreeKilometers

ナビゲーションにあたり、実用的なものになると、3より精度が高いものになるかと思いますが、1〜3のバッテリー消費にはほとんど差がありませんでした。

精度とバッテリー消費量はトレードオフではあるものの、以上のような結果を見る限り、最高精度でも良いのでは?という気がしました。

他のプロパティとの組み合わせも重要であるため、ユースケースに合わせて実装する必要があるという結論に至りました。

旅行アプリにおけるLive Activitiesを用いたフライト追跡

旅行アプリにおけるLive Activitiesを用いたフライト追跡
▼ 概要 iOS16.1からActivityKitが追加され、Live Activitiesを利用できるようになりました。 Live Activitiesを利用すれば、アプリの最新情報をリアルタイムにロック画面やDynamic Islandに表示することができます。 これによって、アプリを開かずに常にカスタマーに最新情報を提供することが可能になりました。 そこで私たちの開発している旅行アプリ「NEWT」では、Live Activitiesを利用すれば、リアルタイムにフライトの状況を提供し、時刻・ステータスの変更や確認に役立てることができると考えました。 今回はLive Activitiesにつ…

Day 1 で、旅行アプリでより正確にパスポートを読み込む技術 ~ MLKit / Vision / CoreNFC のセッションをしていた、令和トラベルのNEWTのiOSアプリにおける、LiveActivitiesの話です。

LiveActivitiesは、僕の中でホットなトピックの1つです。

僕が知る限り、LiveActivitiesAPIを上手に活用しているアプリがあまりないように思います。

LiveActivitiesを使って面白いことができそう!と思っており、このセッションを楽しみにしていました。

LiveActivitiesは、当たり前ですが、リアルタイム性のある情報をリアルタイムにユーザに届けることができます。

最も想像しやすいのは、スポーツのスコア情報のようなものですね。

フライトの情報も、確かにリアルタイム性があり、ユーザにリアルタイムで伝えるべき情報であると思いました。

LiveActivitiesの制約についても説明があり、知ることができてよかったです。

中でも印象に残っているのが、表示後8hでシステムが自動更新を終了させるという点です。

8hを超えた時間連続して自動更新が必要な場面というのは少ないかと思いますが、実装する際には気をつけようと思いました。

xR技術の過去、現在、そして未来 いにしえのゲーム機から最新ヘッドセットまで

xR技術の過去、現在、そして未来 いにしえのゲーム機から最新ヘッドセットまで
没入感、現実感のある体験を提供するVR、AR等xRのベースとなる技術は、人間の知覚に対するリサーチからスタートし、インタラクティブエンタテイメント技術の一環として発展してきました。 本セッションではこうしたxRを支える技術に着目し、それらがどのように生まれ向上していったか実例を紹介しながら振り返ります。 プレゼンテータは @hak と実行委員長 @tomzoh で勤め、コンピュータやゲーム機の昔話を交えながらラフに雑談ベースでお話しますので気軽に参加ください。 キーワード:AR、VR、SoC、赤青めがね, 液晶シャッター, 偏光グラス, LCD, OLED, サイドバイサイド, 走査線, 視…
iOSDC Japan 2023 xR技術の過去、現在、そして未来 いにしえのゲーム機から最新ヘッドセットまで
xR技術の過去、現在、そして未来 いにしえのゲーム機から最新ヘッドセットまで

このセッションの直前...

hak & tomozohさんと写真を撮ることができました!!

発表直前でお忙しい中、ありがとうございました...

hakさんとtomozohさん (hakさん、ごめんなさい...)

iOSDCを通して、最も嬉しい瞬間でした。

さて、セッションの内容は、VRやAR、MRといった、xR技術を過去のゲーム機まで遡り、Apple Vision Proに至るまで、かなり詳細に語っていただきました。

Apple Vision Proのどこがどうすごいのか、他のVRヘッドセットと比べて劣る部分はどこかなど、かなり、xRに対する知識が深まったと共に、興味関心がいっそう高まりました。

懇親会

クロージング、写真撮影を経て、会場内で行われた懇親会に参加しました。

Day 1のオープニングパーティーと異なり、みなさん、いろいろな人との会話を楽しんでいらっしゃいました。

あまり、というか、ほとんど知り合いがいないので、たくさんお話しできませんでした...

次は、もっとたくさんの人とお話しできればと思います!!

Day 2 まとめ

セッションのトピックとしては、3日間の中で1番楽しみにしていましたが、案の定、1番楽しかったです。

ホテルに戻ってから、かなり余韻に浸っていました...